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芋焼酎
芋焼酎
草津市在住の51才。限りなく零細に近い中小企業社長。 うまいもんを食べ、うまい酒を飲みながら、いかにしてダイエットを達成するかが私の人生のテーマ。 このブログでは、あえて仕事を離れた自分発見をしてみたいと思っています。 (写真は性格も体型も飼い主にそっくりなウチの愛犬です。)
オーナーへメッセージ

2007年02月10日

結婚記念日

昨日、会社の私のデスクに一冊の本がメール便で届きました。
いつものAmazonからではありません。
差出人は諸岡和彦さんという元アサヒ飲料の常務をされていた方です。
送っていただいた本は「ビールばか人生46年~ホップの花は恋の花~」という師岡さんご自身の著書。

数日前のある研修会での講演で、初めて諸岡さんのお話を聞かせていただきました。
お歳は70過ぎなのに、大きな声と身体全体からエネルギーがほとばしるような話し方にすごいインパクトを受けました。
私はいたって、良く言えば素直、悪く言えば単純な人間です。
人からいい話を聞かせてもらうと、すぐに感動するタイプです。
この日も諸岡さんの話に「ウン、ウン!」と引き込まれて聞いているうちに、
いつの間にかメモ用紙が走り書きで一杯になっていました。
講演終了後は真っ先に名刺交換させていただき、その時にご著書の送付をお願いしたわけです。表紙を開いたところには私の名前に添えて「麦魂」というサインが書かれていました。麦魂という言葉がいかにも“ビールばか”諸岡さんらしいです。



キリンの牙城だった時代に執念とも思える営業魂でアサヒビールを拡販していかれたエピソードもビジネスマンとして非常に心打たれるものでしたが、それ以上に私が印象に残ったのは随所で語られた夫婦愛と家庭を大切にする気持ちでした。
毎夜酒場を廻るような仕事柄、家庭を顧みづらい生活だったのは容易に想像がつきますが、数年前に亡くされたという奥さんのことを話ながら、
仕事をしていく上で、いかに夫婦というものが大切であったかを切々と話されました。
ちょっとその時は諸岡さんの目に涙が浮かんでいるようにも見えました。
ビジネスの武勇伝を語られる成功者はたくさんいますが、それと同時に家でじゃがいもを一生懸命剥いて奥さんの家事を手伝った話までされる諸岡さんを見て
逆に男としてカッコいい生き様だなぁと思ってしまいました。

当日の私のメモからチラッと紹介します。
いたわり、ゆとり、思いやり、心配り、こだわり、ほこり
6つの「り」を大切にしよう。
同僚にも取引先に対しても家族にも・・
見合い、恋愛、できちゃった・・どんな経緯で結婚された夫婦であっても夫婦になった以上は
「ウチの父ちゃん最高!」、「ウチの母ちゃん最高!」
と誇りに思いましょうよ!


どうしてあらたまってこんな話を書くか・・?
実は明日、家内との21回目の結婚記念日を迎えます。

ここで一年前の思い出を少し・・

去年の結婚記念日は20周年ということでシドニーで迎えました。
新婚旅行がニュージーランドだったので、20年後にもう一度来ようと二人で約束していたのです。
ただどうしても日程の都合がつかず、お隣のシドニーになりました。
おりしも二人の子供は中学と大学のダブル受験。
中学の娘はすでに志望校に合格していましたが、同じ日に第一志望校への受験に遠征することになっていた息子を放ったらかしといて二人で旅行したのです。
息子には「夫婦には夫婦の人生がある。お前はもう大人、自分の人生を自分で切り開いてこい!」と。(笑)

南半球のシドニー。ダーリングハーバーに面したレストランの夕暮れのオープンテラスでまさに乾杯しようとしていた時に、一次試験の発表を終えた息子から家内の携帯電話に「合格したよ!」との連絡が入りました。
なんかテレビドラマのような出来すぎの話だったけど、最高のプレゼントでした。
(写真はその時のハーバーを写した写真です。)



21年間は長いです。当然、その間には数え切れないくらい喧嘩もしました。
「子はカスガイ」とは良く言ったものです。
本来は幼い子供がいるから親が離れるわけにはいかないということだったのでしょうが、今ではむしろ子供達の方が大人です。
喧嘩をしている私たち夫婦を、中学生の娘が冷静に仲裁してくれたりします。(笑)
でもそんな風に子供達が素直に成長してくれたのは
本当はすごく仲が良い夫婦であることを、私達のそばで一番感じていてくれたからじゃないかなと思います。

諸岡さんの本の中にこんなウンチクがありました。
ビール瓶の王冠のギザギザは何個あるか御存知ですか?
実は21個と決まっているそうです。
その理由は・・・?
諸岡さんはちょっとしたジョークで答えられています(やや下ネタなのでちょっとここでは書けません^^;)が、実際のところ21個が力学的に一番適度な締め付け力になるのだそうです。
去年と比べたら、いたって地味な記念日だけど思いは変わりません。
王冠のギザギザの数にあやかって21回目の結婚記念日、さらに家庭の絆を確かなものにしたいなんて思ったりします。

すっかり成長してくれた子供と、子育てをしながら家庭を守り、
まだまだ6つの「り」が足りない私の仕事を支えてくれた家内に心から感謝し誇りに思います。
最後はちょっと照れくさいので諸岡さんの言葉を借りることにします。

「うちの母ちゃん最高!」