2006年12月09日
滋賀特有の宴会作法?
昨日の忘年会は(あ、またこんな話ですみません^^;)地元の同業仲間の会。
私の交際範囲でも、最も品性の無い人間の集まりです。(笑)
・・と言っても気心の知れた、気さくな人ばかりなので、
ついつい大騒ぎして飲み過ぎてしまう会でもあります。
こういう地元仲間と飲む宴会で必ず行われるのが、
飲んでいる盃を他の人に次々に渡していくこと。
つまり自分の盃を飲み干したら、飲ませたい相手にその盃をすっと差し出し、それに酒を注いで飲ませる。
注がれた相手は、それを飲み干してから盃の持ち主に返杯しなくてはいけない。
こういったやりとりが繰り返されるわけです。
盃を返すまで相手は自分の盃が無いままになってしまうので、とっとと飲んでしまわないといけません。
必然的にペースはどんどん上がっていきます。
徐々に盛り上がってくると、もう自分は座ったままで仲居さんに盃の配達をお願いするという横着な行為に発展します。
「はい、この盃を向こうから何番目のあの人に・・!」
頼まれた仲居さんはその方のところへ行き、
盃を渡しながら「これは○○さんからです」と言って酒を注ぐ。
持って来られた人が思わず○○さんの方を見ると、にっこり笑いながらかるく手を振って
「飲んでや!」と言わんばかりに合図している。
こんな感じです。
当然、宴会が進むにしたがって、盃が宴席を飛び交うスピードは増していきます。
もちろん、私のところにも次々やってくるので、ちょっと話に気をとられていたりするといつのまにか自分の目前に盃が3つも4つもたまっていたりします。

(写真はそんな一コマ)
このあとは、次々とこれらの盃を空けて、まるで手裏剣でも飛ばすようにそれぞれの持ち主に送り返す根性が必要とされるわけです。
どれが、誰の盃だったかわからなくなってしまうこともしばしばですが、そんなことに構ってられませんん。
ま、こんな飲み方をするのだから、酔わないはずがありませんよね。
ところで、宴会でのこのような酒の飲み方はどうも滋賀県特有の風習のようですね。
いろいろ他府県の方と飲む機会ある毎に尋ねてみましたが、
他の地方ではほとんど行われていないようでした。
恐らく一つの盃を相手と交換することで、その人との絆を強める意図があるのでしょうが、
何故滋賀県で行われるようになったのかはわかりません。
社会人になって間もない頃、この宴会の風習を目の当たりにした私は率直な疑問を持ちました。
はて、自分の口をつけた盃を自分から目上の人に差し出すことは失礼には当らないのだろうか?
最近になってからいろいろネットでも調べてみましたが、何分こういう風習自体よそではあまりおこなわれていないので、なかなか決め手になるような情報はキャッチできませんでした。
ただ、両方の解釈があることが判明しました。
1.目上の人間が、目下の人間に対し“俺の酒を飲ませてやろう”という意図があるので、盃の渡すのは上から下でなくてはいけない。
2.ものを差し出すのはまず目下のものからでなければいけないので、目下の人間からまず先に相手に自分の盃を差し出さなければならない。
結局のところ、これでは解決になりません。
どなたかこの辺の風習について御存知の方がおられたらお教えください。
では今の私はどうしているか?
ある方の作法から、そのヒントを学びました。
数年前にある取引先企業(当社がお客側にあたる)の方と会食させていただいた時のことです。
これからお近づきになって取引を始めましょうという重要な顔合わせの場でした。
その時に相手側の一番年配で役職の方が私の前に来られて、
私にお酒を注がれた後、「そのお流れを頂戴します」とおっしゃって、私の飲み干した盃を自分から受け取ろうとされたのです。
これには恐縮しました。
その方は本社から来られていたので他府県の方でしたが、おそらく滋賀の人間との会食に備えて滋賀の風習を研究されてきたのでしょう。
滋賀ではより親近感を強めるためには盃を交換するものである。
でも自分の盃を相手に与えるのは失礼になる恐れがある。
そんな時に、自分から「貴方の盃を頂戴してもよろしいですか?」と言うわけです。
それ以来、相手が目上の方の場合、私もこの作法をとらせてもらっています。
ではもし、私が目下の人から盃を渡されたらどうしているか?
あ、まったく気にせずに受けています。(笑)
その人はそれが礼儀だと思い、好意でされているわけですから。
どちらにしても、自分からあえて盃の応酬合戦をやろうとは思いませんが・・・
私の交際範囲でも、最も品性の無い人間の集まりです。(笑)
・・と言っても気心の知れた、気さくな人ばかりなので、
ついつい大騒ぎして飲み過ぎてしまう会でもあります。
こういう地元仲間と飲む宴会で必ず行われるのが、
飲んでいる盃を他の人に次々に渡していくこと。
つまり自分の盃を飲み干したら、飲ませたい相手にその盃をすっと差し出し、それに酒を注いで飲ませる。
注がれた相手は、それを飲み干してから盃の持ち主に返杯しなくてはいけない。
こういったやりとりが繰り返されるわけです。
盃を返すまで相手は自分の盃が無いままになってしまうので、とっとと飲んでしまわないといけません。
必然的にペースはどんどん上がっていきます。
徐々に盛り上がってくると、もう自分は座ったままで仲居さんに盃の配達をお願いするという横着な行為に発展します。
「はい、この盃を向こうから何番目のあの人に・・!」
頼まれた仲居さんはその方のところへ行き、
盃を渡しながら「これは○○さんからです」と言って酒を注ぐ。
持って来られた人が思わず○○さんの方を見ると、にっこり笑いながらかるく手を振って
「飲んでや!」と言わんばかりに合図している。
こんな感じです。
当然、宴会が進むにしたがって、盃が宴席を飛び交うスピードは増していきます。
もちろん、私のところにも次々やってくるので、ちょっと話に気をとられていたりするといつのまにか自分の目前に盃が3つも4つもたまっていたりします。

(写真はそんな一コマ)
このあとは、次々とこれらの盃を空けて、まるで手裏剣でも飛ばすようにそれぞれの持ち主に送り返す根性が必要とされるわけです。
どれが、誰の盃だったかわからなくなってしまうこともしばしばですが、そんなことに構ってられませんん。
ま、こんな飲み方をするのだから、酔わないはずがありませんよね。
ところで、宴会でのこのような酒の飲み方はどうも滋賀県特有の風習のようですね。
いろいろ他府県の方と飲む機会ある毎に尋ねてみましたが、
他の地方ではほとんど行われていないようでした。
恐らく一つの盃を相手と交換することで、その人との絆を強める意図があるのでしょうが、
何故滋賀県で行われるようになったのかはわかりません。
社会人になって間もない頃、この宴会の風習を目の当たりにした私は率直な疑問を持ちました。
はて、自分の口をつけた盃を自分から目上の人に差し出すことは失礼には当らないのだろうか?
最近になってからいろいろネットでも調べてみましたが、何分こういう風習自体よそではあまりおこなわれていないので、なかなか決め手になるような情報はキャッチできませんでした。
ただ、両方の解釈があることが判明しました。
1.目上の人間が、目下の人間に対し“俺の酒を飲ませてやろう”という意図があるので、盃の渡すのは上から下でなくてはいけない。
2.ものを差し出すのはまず目下のものからでなければいけないので、目下の人間からまず先に相手に自分の盃を差し出さなければならない。
結局のところ、これでは解決になりません。
どなたかこの辺の風習について御存知の方がおられたらお教えください。
では今の私はどうしているか?
ある方の作法から、そのヒントを学びました。
数年前にある取引先企業(当社がお客側にあたる)の方と会食させていただいた時のことです。
これからお近づきになって取引を始めましょうという重要な顔合わせの場でした。
その時に相手側の一番年配で役職の方が私の前に来られて、
私にお酒を注がれた後、「そのお流れを頂戴します」とおっしゃって、私の飲み干した盃を自分から受け取ろうとされたのです。
これには恐縮しました。
その方は本社から来られていたので他府県の方でしたが、おそらく滋賀の人間との会食に備えて滋賀の風習を研究されてきたのでしょう。
滋賀ではより親近感を強めるためには盃を交換するものである。
でも自分の盃を相手に与えるのは失礼になる恐れがある。
そんな時に、自分から「貴方の盃を頂戴してもよろしいですか?」と言うわけです。
それ以来、相手が目上の方の場合、私もこの作法をとらせてもらっています。
ではもし、私が目下の人から盃を渡されたらどうしているか?
あ、まったく気にせずに受けています。(笑)
その人はそれが礼儀だと思い、好意でされているわけですから。
どちらにしても、自分からあえて盃の応酬合戦をやろうとは思いませんが・・・


