2007年12月24日

2007年の自分を読む

先日、私あてに宅配便でドカンと大きな段ボール箱が届きました。
一足早いクリスマスプレゼント?
・・ではありませんでした。
差出人はある小さな出版社。中味は同じ本が大量に入っていました。

実は秋に東京で講演をさせてもらった時に、その出版社の社長さんから
「今日の話を本にさせてもらっていいですか?」との打診を受けていたんです。
自分のやってきたことが活字として残り、
多少なりとも他人になんらかの影響を与えることができるのなら、それはうれしいこと。
彼とは常日頃から情報交換でお世話になっていたこともあって、
気軽に「私の話でお役に立つなら、いいですよ!」と返答していました。

その本が立派に完成し、めでたく出版となったので
「社員さん皆さんに差し上げて下さい」と、送ってくれたのです。
本はあくまで他の方との共著という形ですが、
表紙には著者として私の名前がデカデカと掲載されています。

なんか照れくさい。

しかも裏表紙を見ると、本の厚みの割には結構高い値段がついています。
家内に見せたら、
「こんな値段出して、いったい誰が買うん?」。

確かに業界向けの本なので、一般の人にはほとんど価値がありません。
でも同じ境遇にいる人にとっては、他人の苦労した実体験から学ぶことは、
どんな立派な方の机上の理論よりも、きっと価値があるんですよ。(笑)



著者といっても、私が講演でしゃべったことを出版社の人が録音をおこし、
それをまとめあげられたものなので、私は執筆のようなことは一切していません。
途中一回、軽くゲラ刷りの校正をさせてもらったぐらいです。
その時もほとんど文章をいじらず、
極力、生の話し言葉をそのまま活かしてもらうことにしました。
多分、録音テープをおこした人の御苦労の方が大変だったと思います。

私の章は本の中の約50ページ。
おまけにマイクを持ってる私の写真で始まっています。
「この写真、どうも気に入らないなぁ~」と家で話すと、
またまた家内が
「まだ現物よりマシに撮れてるほうよ。実物をどう思ってるの?」

どうも身内の評価はかなり低いです。

このブログを読んでくださった方で、ごく一部の私の本名をご存知の方は、
アマゾンの検索で著者名を入力してくださればちゃんと出てきます。
でも高いから買わなくて結構ですよ。
(そんなこと言う著者はあまりいないでしょうが・・笑)

まもなく2007年も終わりですよね。
本でなくてもブログは自分の「思い」を活字化して公にするということ。
これって素晴らしいことだと思います。
「思い」を文字にすることで、自分の頭の中が整理されます。
目標を書けばそれに近づいていく気がします。

今年の1月1日のブログの冒頭に、坂本竜馬の言葉を書きました。

何でも思い切ってやってみることですよ。
どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様骨となって一生を終えるのだから。


この一年、迷った時の私の選択はいつも「GO!」だった気がします。
この本も、そんな一年の結果の一つが形になったのかもしれません。

いつも支えてくれた家族、社員、周囲の多くの皆さんに感謝して
今年もクリスマスが迎えられました。



Posted by 芋焼酎 at 11:38 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 仕事?

2007年12月16日

心を亡くさない

久しぶりにブログに向かいました。
どのぐらい久しぶりかと言えば、前回の記事がブログ開始1周年記念。
そして今回の記事がほぼ1周年と1ヶ月記念(?)。
なんせ、自分のブログにログインするのに
IDを思い出せなくて困ったぐらいですから・・

日頃から絶対に口にしないでおこうと心がけている言葉が「忙しい」。
良く言いますよね、という字は心を亡くすと書くって。
周りの人に対して「忙しい」と口に出して言ってしまえば、
それは「自分はいま気持の余裕がないんです!」と言ってること。
自分にスケジュールをコントロールする力がなくて、
自分がスケジュールに振り回されていることの表れのような気がします。

先日、入社してまだ日が浅い社員のY君と面談する時間がありました。
どちらかと言えば無口な印象だったY君が日頃の思いを意外な程聞かせてくれました。
ものすごくうれしかったので、
「これからも、何時でも構わないからなんでも気軽に相談に来てくれよ!」と言うと、
「ええっ、いいんですか?」と驚く彼。
「もちろん、どんな話でも大歓迎やで!」という私に、
「だって、社長はいつもすごく忙しそうにしておられますから・・」

また一つ反省。
口には出していないつもりでも、
自分は無意識のうちに「忙しい」オーラを発しながら、
もっとも大切な部下とのコミュニケーションを阻んでいたのかも知れません。

自分よりもはるかに時間がないはずなのに、すごい仕事をこなしながら、
ケロッとした様子で、余裕をもって趣味を楽しんでいる人がたくさんいます。
そもそも、一週間に忘年会4つも出る時間と体力があるのに、
昼間バタバタ忙しがってるようでは言い訳ですよね。(笑)


久しぶりに仕事とは無関係な真っ白な画面に文字を打つ。
ちょっと引いたところから客観的に自分を眺めながら・・
日頃と違ったアングルで自分を見直してみる。
そんな時間を与えてくれるのがブログのいいところかな・・

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そんなことを考えていたら、つい先ほど家内から電話がありました。
実は今日、家内は一人で仙台に行ったのです。
大学生の息子が所属する合唱団の年一回の定期コンサートを聞くために。

息子は今日のステージでピアノを担当したそうです。
家内の話によると、
プログラムの中に、ちょっとしたポピュラーソングコーナーがあって
そこで彼が伴奏を担当した曲が
「あの素晴らしい愛をもう一度」

へぇ~、私が青春時代、大好きだった北山修・加藤和彦の名曲です。
「ほ~、あいつ本当にピアノ弾けたんや!?」
息子が家に居た時は、主に夜中にピアノを弾いていたので
ただ「うるさい!」という印象しか残っていなかったのですが・・

もうすっかり忘れかけていた私の青春時代の愛唱歌。
それを同じ年頃になった自分の息子が奏でるのも不思議な気がします。
あれから何十年経って、忙しさの中でついつい亡くしかけていたもの。
それを、ふと息子が思い出させてくれた気がします。

赤トンボの唄を 歌った空は
なんにも変わって いないけれど
あの時 ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が 今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度




Posted by 芋焼酎 at 18:50 Comments( 14 ) TrackBack( 1 )
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プロフィール
芋焼酎
芋焼酎
草津市在住の51才。限りなく零細に近い中小企業社長。 うまいもんを食べ、うまい酒を飲みながら、いかにしてダイエットを達成するかが私の人生のテーマ。 このブログでは、あえて仕事を離れた自分発見をしてみたいと思っています。 (写真は性格も体型も飼い主にそっくりなウチの愛犬です。)
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