電車で席を譲られた時
昨日のことです。
大阪での会議に出席した帰りの新快速の車中。
夕刻の7時台だったので、電車の中は結構混んでいました。
高槻あたりだったと思います。
私が座席の間の通路に立って本を読んでいると、背後から私の背中をトントンとつつく人がいました。
一瞬、知り合いが居たのかと思って振り返ると、意外にも相手は学生風の若い女の子。
彼女の顔を見ながら瞬時に記憶の中をぐるぐる検索しましたが、どう見ても私の知り合いではありません。
すると、その女の子はニコッと微笑みながら私に言いました。
「この席に座られませんか?」
ようするに自分の座っている席を私に譲ってくれようとしたのです。
比較的、電車に乗ることが少ない私とはいえ、お年寄りに席を譲ることはあっても、私に見知らぬ人が譲ってくれようとしたのは初めてのことです。
一瞬とまどっていると、その女の子は続けていいました。
「書きものをしておられるから・・」
そういえば、私は鞄をぶら下げた左手に本を持ちながら、右手でボールペンを走らせていました。
私は気に入った本を読む時、読みながらボールペンでどんどん線を引きのです。
電車の中では揺れるので、当然線はぐにゃぐにゃになりますが、おかまいなしに引きまくります。そんな様子を見て、きっと私が大変そうに見えたのでしょう。
「あ、大丈夫、結構ですよ。」
とっさの場合で驚いたこともあって、そんな感じで遠慮しました。
でもその後、すごくほのぼのとした気分を感じました。
彼女が私に席を譲ろうとした理由が私がお年寄りに見えたことではなかったことにもホッとしましたが、いまどき赤の他人に対してそんな気遣いをする学生さんがいることに感動したのです。
今日の夕食時にふと思い出して、そんな出来事があったことを家内と娘に話したら、意外にも二人に口をそろえて叱られてしまいました。
そういう場合は素直に替わってもらうべきだったと言うのです。
なぜならその女の子はきっと迷ったあげく、勇気を出して声をかけたはず。
そこで私が喜んで替わってもらっていたら彼女も声をかけたことに満足していただろうけど、せっかくの好意を断ってしまったので、彼女はおそらく次からそういう場合に遭遇しても声を掛けにくくなっただろうと言うのです。
なるほど・・と反省してしまいました。
こちらが怪我でもしているとか子供を連れているならともかく、ボールペンで書きものをしているのはこっちが勝手にしてること。
だから、そんな理由で替わってもらうという発想はその時の自分には無かったのです。
でも声をかけてくれた相手のことを考えれば、確かに・・と思います。
譲ろうと声をかけるのも気遣いならば、それを受け取るの気遣い。
こういうことって本当に難しいですよね。
実のところ私も電車の中で断った直後、少しは気になっていたのです。
京都駅に着く直前になって、その彼女の隣の席(窓側)に座っていた人が席を立つ準備を始めたことに気がつきました。
当然、声をかけてくれた彼女が窓側に席を詰める。
そしたら今度は私が堂々と彼女の横に座れるわけです。
「よしっ・・」
横に座ったら、彼女に声をかけよう・・
あ、別にオヤジの変な下心ではありません。
「先ほどは気を使ってくれてありがとう!」と、
せめて一言、声をかけてくれたことへのお礼をきちんと言いたかったのです。
案の定、京都駅に着くと、窓側の人が席を立ち
彼女が一旦立ち上がってその人を送り出しました。
彼女が窓側に席を詰めるのを待って、私がそこへ座ろうとしていたまさにその時です。
少し離れたところからダッシュしてきた“おばさん”が、今空いたばかりの窓側の席に割り込んでドカッとお尻を降ろしてしまいました。
世の中、人それぞれです。
大阪での会議に出席した帰りの新快速の車中。
夕刻の7時台だったので、電車の中は結構混んでいました。
高槻あたりだったと思います。
私が座席の間の通路に立って本を読んでいると、背後から私の背中をトントンとつつく人がいました。
一瞬、知り合いが居たのかと思って振り返ると、意外にも相手は学生風の若い女の子。
彼女の顔を見ながら瞬時に記憶の中をぐるぐる検索しましたが、どう見ても私の知り合いではありません。
すると、その女の子はニコッと微笑みながら私に言いました。
「この席に座られませんか?」
ようするに自分の座っている席を私に譲ってくれようとしたのです。
比較的、電車に乗ることが少ない私とはいえ、お年寄りに席を譲ることはあっても、私に見知らぬ人が譲ってくれようとしたのは初めてのことです。
一瞬とまどっていると、その女の子は続けていいました。
「書きものをしておられるから・・」
そういえば、私は鞄をぶら下げた左手に本を持ちながら、右手でボールペンを走らせていました。
私は気に入った本を読む時、読みながらボールペンでどんどん線を引きのです。
電車の中では揺れるので、当然線はぐにゃぐにゃになりますが、おかまいなしに引きまくります。そんな様子を見て、きっと私が大変そうに見えたのでしょう。
「あ、大丈夫、結構ですよ。」
とっさの場合で驚いたこともあって、そんな感じで遠慮しました。
でもその後、すごくほのぼのとした気分を感じました。
彼女が私に席を譲ろうとした理由が私がお年寄りに見えたことではなかったことにもホッとしましたが、いまどき赤の他人に対してそんな気遣いをする学生さんがいることに感動したのです。
今日の夕食時にふと思い出して、そんな出来事があったことを家内と娘に話したら、意外にも二人に口をそろえて叱られてしまいました。
そういう場合は素直に替わってもらうべきだったと言うのです。
なぜならその女の子はきっと迷ったあげく、勇気を出して声をかけたはず。
そこで私が喜んで替わってもらっていたら彼女も声をかけたことに満足していただろうけど、せっかくの好意を断ってしまったので、彼女はおそらく次からそういう場合に遭遇しても声を掛けにくくなっただろうと言うのです。
なるほど・・と反省してしまいました。
こちらが怪我でもしているとか子供を連れているならともかく、ボールペンで書きものをしているのはこっちが勝手にしてること。
だから、そんな理由で替わってもらうという発想はその時の自分には無かったのです。
でも声をかけてくれた相手のことを考えれば、確かに・・と思います。
譲ろうと声をかけるのも気遣いならば、それを受け取るの気遣い。
こういうことって本当に難しいですよね。
実のところ私も電車の中で断った直後、少しは気になっていたのです。
京都駅に着く直前になって、その彼女の隣の席(窓側)に座っていた人が席を立つ準備を始めたことに気がつきました。
当然、声をかけてくれた彼女が窓側に席を詰める。
そしたら今度は私が堂々と彼女の横に座れるわけです。
「よしっ・・」
横に座ったら、彼女に声をかけよう・・
あ、別にオヤジの変な下心ではありません。
「先ほどは気を使ってくれてありがとう!」と、
せめて一言、声をかけてくれたことへのお礼をきちんと言いたかったのです。
案の定、京都駅に着くと、窓側の人が席を立ち
彼女が一旦立ち上がってその人を送り出しました。
彼女が窓側に席を詰めるのを待って、私がそこへ座ろうとしていたまさにその時です。
少し離れたところからダッシュしてきた“おばさん”が、今空いたばかりの窓側の席に割り込んでドカッとお尻を降ろしてしまいました。
世の中、人それぞれです。


