2007年06月23日

たまには日本酒の話

数日前のことです。
かっての仕事仲間だったF氏から突然の電話。
F氏は数年前まではよく一緒に飲んだ人ですが、
転勤されたので、今では年に1,2回出会うかどうかという間柄。

久しぶりのF氏の電話の声は、妙に弾んでいました。
「ついに、手に入りましたよ!・・アレ!」

「アレって何?」
一瞬なんのことかわからず訊ねてみる。

「田酒ですがな、田酒! ついに見つけたんですわ!」

ようやくピンと来ました。
田酒(でんしゅ)というのは青森で“幻の酒”と呼ばれている日本酒です。
実は10数年前、私が名古屋に住んでいた時に行った居酒屋さん。
珍しい酒をコレクションしている店だったのですが、そこで飲んだ酒の中でこの「田酒」がやたらと記憶に残っていたのです。
名前はいたって地味ですが、とにかくその神秘的な味わいに感動しました。

ところが滋賀に住むようになって、いざもう一度飲んでみたいなと思ったらどこの酒屋さんにも置いてないのです。
何軒か酒屋さんをまわって、詳しそうな店主に聞いてみても、
「あれは確かにうまいね。でもまず手には入らんで・・」
という返事ばかり。

こうなってくると、人間ってやたらと飲みたくなるものです。
以来、誰かと飲む度に「田酒知らん? どっかに売ってない?」と聞いていたのです。
当然、F氏も、私のそんな言葉を何度となく聞かされていたのでしょう。

でもその後、すっかり焼酎派になってしまった私。
今ではそんなことも完全に忘れてしまっていました。  
しかし、人ってありがたいものです。
言った本人さえ忘れてしまっていることを、相手はちゃんと覚えていてくれたのです。



「田酒」が無事手元に届いた後、F氏にお礼の電話をかけて気になっていたことを尋ねてみました。
電話をもらった後でネットで調べてみたら、とんでもないプレミア価格がついていたりしているのを見たので、実はちょっと心配していたのです。

「ところでこれ、どうやって手に入れたの?」

なんと彼もまた私と同様に、自分の周りの“好きそうな人”に会う度に、
「田酒知らん? どっかに売ってない?」と聞いていたんだそうです。
そうしたら、たまたま東北に知人の居る人がいて、その知人が田酒を飲んだ話をしていたことをその人が思い出したのがきっかけだったとか・・。あとは伝言ゲーム。
結局のところ、私の手に届いたこの酒瓶は、はるか北国から何人もの人の手から手を伝わってやってきたとのことでした。

こういう苦労話を聞いたあとで
「今は家では芋焼酎しか飲まないんだけど・・」などとは口が裂けてもいえません。
いや、いくら普段は焼酎派でもこんな酒なら特別です。

「何年もかけて見つけた酒やから、2年ぐらいかけてチビチビ飲んでや!」
と言いながら、電話を切ったF氏。
もちろん、大切に飲ませてもらいますよ!
この田酒は私にとって、人の心の「伝酒」ですから・・



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2007年05月02日

新しい焼酎カップ

家の晩酌で焼酎を飲む時の楽しみの一つは、
それを飲むカップも「今日はどいつにしようかな?」と選べるところ。

普段お湯割りを飲む時にもっぱら愛用しているのは
以前ここでも紹介したこともある、500ccは優に入る巨大なカップ。
知り合いの陶芸家さんから分けてもらったものですが、
コレのおかげで急に瓶が空になる周期が早くなってしまったという困ったやつです。
ちなみに、そのカップを洗って台所に置いておいたところ、
たまたま家に泊まりにきたおばあちゃんがそれを見て花瓶と思い込み
花を活けようとしていたのを、間一髪、直前に発見して阻止したことがあります。、face08

あと、ロックや水割りの時はやや肉厚のあるずんぐりした透明のグラス。
寝る前とかにテレビを眺めながらチビチビ楽しむのはちょっとエレガントな青味がかった小柄のグラス・・という具合です。
同じ焼酎でも生、ロック、水割り、お湯割り・・とそれぞれ味わいが変わるように、
それを飲む器によって旨味が変わるのも焼酎の大きな楽しみです。
そんな私のカップのラインナップに新しい選択肢が仲間入りしました。
それがこれです。



信楽焼でも有田焼でもありません。
うれしいことに娘が先日の私の誕生日にプレゼントしてくれた彼女の手造りです。
私は陶芸のことはさっぱり疎い人間ですが、いったいどうやって形作ったものか、
このもっこりした丸味がなんとも言えません。
白い上薬の光沢とまだら感が、またなかなか味わいがあります。
私がお湯割りに使うにはちょっと容量が小さめなので
ロックか“生”でやるのにグー(死語?)です。

さて、このカップに似合う焼酎は・・?
ということで私のストックの中から出してきたのが「薩摩の風」。
カップの白い輝きとブルーの瓶がなかなかさわやかではありませんか・・

ただこの手造りカップ、市販品と違うところは・・・
ものすごく重い!
なにしろ底の部分は1cmぐらいの厚みがあるのです。
ものすごい重量感です。^^;
女性なら、持って口まで運ぶだけでもちょっとしたダンベル効果があります。

でもこれがまたいいのかもしれません。
なんせこれだけ重いと、軽々しく杯を重ねるような飲み方はできません。
一杯をゆっくりと、じっくりと味わって飲む。
そんな気にさせてくれるカップです。

娘はまた一つ歳をとる親父の飲み過ぎを考えて作ってくれたのでしょうか?^^



Posted by 芋焼酎 at 22:33 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年04月13日

“いも麹 芋”との再会

ある意味私のブログの原点は“こいつ”だったと言っていいのかも知れません。
いも麹 芋”という芋焼酎です。
数年前に私を初めて洗礼した芋焼酎。
そしてまだ芋の味を知らなかった私をあざけり笑うようにして去っていった芋焼酎。
それが“いも麹 芋”。
私がその焼酎に特別な思いを持っていたことは、
前に書いた記事を読んでくださった方なら覚えてくれているかもしれません。
これの原酒で同じ国分酒造の“純芋”はいただいたけど、“いも麹 芋”との出会いは後の日の楽しみにとってあったのです。

これだけあちこちで飲んでいても、なかなか私の前に登場してくれない。
でも、あえて探し回ることはしませんでした。
ネットで購入することも可能だったと思います。
でも、必ずいつかどこかでバッタリ出会う時がくるはず。
自然にそんな日が来るのを待つことにしていたのです。

“その日”は突然にやってきました。
昨日、ひょんなことから初めて食事をすることになった、ある大きな居酒屋さん。
その店にそいつがいるなんて、実のところ想像もしていませんでした。
最初はいつものように生ビール。
その後、メニューの裏の写真入りの焼酎リストを眺めていると・・
チラッとみえたのが見覚えのある書体で大きく「芋」と書かれたラベル。

ドキッ!

もしや・・・

薄暗い店内で、しかも老眼の私はそのメニューを近づけてみたり、遠ざけてみたり・・
間違いなく“いも麹 芋”です。

胸が高鳴ります。
時代劇で言えば、幼い頃から探していた親の仇に偶然めぐりあったような心境かもしれません。

いや待て、まだ信じてはいけない!
メニューには載っていても実は品切れということは焼酎の世界で良くあることです。
過去にも幻の芋焼酎で痛い目をしています。(笑)
カラ喜びになってはいけないので、そこはぐっと気持ちを落ち着かせる。

店員さんを呼んでメニューを指さして尋ねました。
「これ、ホンマにあるの?」
「ええ、ありますよ!」

かくしてついに私の面前に実物が置かれました。

いつもやる儀式。
まずキャップをほどいて、しっかりと香りをかいでみます。
まさに混じり気を感じない、完璧な“芋”です。しかも甘い香りに奥行きがある。

味わいは・・
数年前に初めてこれを飲んだ時、どうして受け付けなかったのかわかりません。
こんなにも上品でまろやかな味わいの焼酎が、
どうしてあの時は拒絶したくなる強烈なクセと感じたのか・・
人間の味覚はこうもかわるものなのですね。

ロックと水割りで数杯。
半分飲んだところで、その瓶は大事に我が家に持ち帰ることにしました。



家に帰ってからもしみじみとラベルを眺めました。
独特の薄い茶色のラベルに大きな“芋”の一文字。
その名の通り、少なくとも私の芋焼酎の世界では“芋の中の芋”です。

後で気が付きましたが、“いも麹 芋”のラベルの裏には販売する酒店のスタンプを押す枠があります。
この瓶にもしっかりと福井県のある酒屋さんのスタンプが押してありました。
異常な高値高騰などの不当な販売や偽物を避けるために、
蔵元がそのようにしているらしいです。

ついに再会した“いも麹 芋”。
すっかり私好みに成長してくれていました。
いや、違った。成長した(?)のは私でした。(笑)



Posted by 芋焼酎 at 22:08 Comments( 9 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年04月08日

心筋梗塞予防

毎朝、パソコンを起動するとasahi. comをチェックするのを日課にしています。

昨日の朝は、いきなりこんな記事が目にとまりました。
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心筋梗塞予防、やっぱり「お酒に効果」 厚労省研究班
 お酒を飲むと顔がすぐ赤くなる人でも、適度な飲酒は急性心筋梗塞(こうそく)を予防する効果がある――。厚生労働省研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)は6日、こんな調査結果を発表した。

 アルコールには血液を固まりにくくするなどの作用があり、適度な飲酒が心筋梗塞のリスクを減らすことは欧米の研究で知られていた。だが、日本人に多くみられる飲酒で顔が赤くなる人は、逆に飲酒で心筋梗塞になりやすいという報告もあるため、調べていた。

 調査は、93年に茨城、新潟、高知、長崎、沖縄の5県に住んでいた40~69歳の男性2万3千人に、飲酒習慣や顔が赤くなるかなどを尋ね、発症率を9年間追跡した。

 急性心筋梗塞になったのは170人。うち39人が亡くなった。酒を飲まないグループの心筋梗塞のリスクを1とすると、1日に飲む量が「1合未満」「1~2合」のグループのリスクは、顔が赤くなるかどうかに関係なく0.5前後だった。

 研究に加わった中村保幸・京都女子大教授(循環器内科学)は「飲酒量が増えると全体の死亡率が高くなり、飲み過ぎはよくない。もちろん飲めない人が無理して飲む必要はない」と話している。

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なぜかこういう記事はすぐ目につくんですよね。(笑)
文句なしに朗報です!
決して私が自分勝手に都合のいいことを言っているわけではありません。
“ナントカ大事典”のような営利が絡んでの調査でもありません。
ちゃんと厚生労働省が発表したデータですよ!
疫学調査としてこの例数が十分なのかどうかはわかりませんが、170人もあっての結果ならあきらかに信頼できる結果でしょう。
というより私は心情的に信頼したいです。(笑)

実は私の同世代で、私が日頃接触している人だけでも4人、心筋梗塞の既往があってニトログリセリンを常に持ち歩いている方がいます。
皆さんそれぞれ間一髪で一命をとりとめた人ばかり。
そんな中で、血圧とコレステロールが高めで、かつストレスのかかる生活をしている私はかなりな有力候補と感じていたところでした。

そんな中でのこのデータ・・1日に飲む量が「1合未満」「1~2合」のグループのリスクが半分の0.5になるということ。これは画期的なことだと思うのです。
だって好きなものを飲んで、それで命に関わるメジャー成人病にかかる率が半分になるわけですよ!

記事によると「アルコールには血液を固まりにくくするなどの作用があり・・」と書かれています。その辺の化学的なことはわかりませんが、私は一日が終わった後のアルコールがもたらす適度な心身のリラックス効果も大いに関係しているんじゃないかなと感じています。(これ酒飲みの実感・・!)

もちろん、当然のように「飲み過ぎは良くない」とのコメントが最後に書かれています。
おそらく、この記事を見て鬼の首でもとったように喜んで飲みまくろうとする人に釘をさしておこうとのことでしょう。
ではどのくらいまでなら大丈夫なのか?
記事によると、リスクが半分になることが確認された上限は「1~2合」。
これは日本酒の場合ですよね。
日本酒は普通15度、一方私が通常飲んでる芋焼酎が25度ですから
まぁ、普通の芋焼酎なら1合半ぐらいまでならよしということになります。

ところで最近ちょっとやばいなぁと思っていたのが、前にも書いたように、この頃は一升瓶主体で購入していること。
一升瓶は割安になるのがメリットですが、逆に1日にどれだけ減ったかがわかりにくいのが欠点です。
まして私は何本も食卓に置いて、あっちの瓶こっちの瓶と飲んでいますので・・
4合瓶程度だと今日はこれだけ減った、何日でカラになったというのがわかりやすいので、これからまたこっちに戻そうかな・・などと思ったりしております。
一日1合半までなら大丈夫。
ということは、四合瓶なら3日は持たせましょう!・・と自分に言い聞かせました。



ところで写真は最近の晩酌ラインナップ。
偶然ですが、黒麹(大海特選黒麹)、白麹(千夜の夢)、黄麹(悪代官)が揃いました。
それにしても右端の悪代官・・
大手某ディスカウントショップが専門的に扱っているものみたいですが、なんとも強烈なネーミングとラベル。そしてその名の通りかなりアクの強い味わいです。
そう思って飲むからか香りが暴れるような感じがあります。でもなかなか面白い味わいです。これが黄麹の特徴なのでしょうか?

というところで・・
だんだんと日曜日の夕暮れが近づいてきました。
今夜もせっせと心筋梗塞の予防につとめることにします。^^



Posted by 芋焼酎 at 16:34 Comments( 8 ) TrackBack( 1 ) 焼酎

2007年03月19日

“晴耕雨読”な夜

久しぶりに晩酌で飲む芋焼酎の話題です。
食卓の上に常時5~6種類の芋焼酎の瓶をズラッと並べ、その日の気分で選んで飲んでいます。
昨夜、ふと気がつくとそのほとんどの瓶が一斉に空になりかけていました。
そういえば、最近はパソコンの買換えや家族のインフルエンザやなんやかやでバタバタしていて、長い間焼酎の仕入れが出来ていなかったのです。

それにしても最近一本の瓶が空くペースが早くなった気がします。
忘新年会時期と比べて外で飲む機会が減って、それだけおとなしく家で飲んでいるということでもありますが、あきらかに一日の飲む量も増えています。
どうも以前記事にも書いた500mlのカップを愛用し始めてからペースが上がった気がします。
ちょっとやばい傾向です。
せめて一本の瓶を空にするペースが、ブログに一件記事をエントリーするペースを追い越さないようにしようと密かに思っているのですが、最近はそれすら危ない!
そこで、今まで四合瓶で買っていたのを一升瓶で買うことにしました。
(全然、本質的な問題解決にはなっていないのですが・・)



それはそうとして、空になると食卓の上から退場してしまう名残惜しい瓶たち。
そんな中で、最近一番存在感があったのが晴耕雨読のかめ壷仕込み(白麹造り)の一升瓶です。あの雰囲気のあるラベルの瓶が食卓の上から消えてしまうのが寂しくて、せめて何か書いて残しておくことにします。

私もつい最近知ったことなのですが、晴耕雨読といっても製法の違うものが何種類かあります。以前、あるお店で飲んだレギュラーの晴耕雨読は米焼酎がブレンドしてあるせいか、マイルド過ぎて、芋としてはちょっと物足りなかったという話をこのブログに書きました。
そしたらmakanaiyaさんのご主人から、守山の酒酎屋さんにこれの「かめ壷仕込み」が置いてあったよという情報をコメントでいただき、それで通りすがりの時に買ってきたものです。
こういうところが「滋賀咲く」ならではのありがたさですよね。

この「かめ壷仕込み」は季節限定品で結構販売本数が限られていたらしく、他の店では目にしたことがありませんでした。
(後でわかったのですが、ネットではその時点でも既に売り切れか、残っていたらかなりの高値がついていました。そう思うと酒酎屋さん、本当にありがたいお店です!)
「かめ壷仕込み」はさすがにレギュラー以上にしっかりした芋の香味があります。それでいて上品でマイルドな味わいはそのままなので、寝る前に生で味わったりしてもスッキリさわやか気分でした。
黒麹もあるということなので、今年の発売時期には是非入手しようと企んでいます。

この銘柄は味わいももちろんですが、なんといってもネーミングが印象的。
ではこの“晴耕雨読”という四字熟語の意味はというと・・
「晴れた日は外に出て耕し、雨の日は家に居て書を読むこと」
これはそのまんま文字通りです。
ただこの言葉をどういう解釈で使うかは人によって若干の違いがあるようです。

「与えられた自然環境に逆らうことなく、その時できることを努力する」という感じで使われる場合と
「自分の好きなことをして悠々と生きる」という意味で使われる場合です。

私はこれまではてっきり前者とばかり思っていました。
でもちょっとあちこち調べてみると、どうも一般では後者が本当の意味だと言われているみたいですね。
広辞苑にも「自適の生活をいう」と付加されています。
さらに「自適」という意味を調べると、「何事にも束縛されず心のままに楽しむこと。」
ウーン、あこがれる言葉。
焼酎を飲んでもただの酔っ払いにはならない!・・これでちょっとは勉強です。(笑)

ただ、普通の社会人ではそんな自由な生活のできる人はほとんど居ないでしょうね。
私なんぞは今までの人生で染み付いた性なのでしょうか、
どちらかと言えば自由きままでいるよりは、多少の束縛や回りからのプレッシャーが有った方がさびしくなくて、張り合いをもってがんばれるタイプのような気がします。

でも人生そればっかりでもちょっとツライ。
一日の仕事を終え、晩酌をゆっくり味わう。
それが2杯目、3杯目とさしかかってほろ酔い気分になる。
あとは、テレビを見ながらゴロンと横になる。
そうかと思えば、今夜のように突然パソコンに向ってキーボードをたたき出す。
本を読み出したかと思うと、突然バタンと眠る。
私の生活も、焼酎を数杯飲んだ後は、ちょっとした晴耕雨読なのです。
もちろん、「何事にも束縛されず心のままに楽しむ」という意味で。

そんな気分に今夜もさせてくれた晴耕雨読に感謝・・


Posted by 芋焼酎 at 23:43 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年03月03日

カニの町でのあれこれ

先月は3日に一度の更新ペースを死守(?)してきた私のブログも、ついに月の替わり目のゴタゴタなどでちょっと間隔が空いてしまいました。
特に昨日から今日にかけては泊まりの出張だったこともあって、めずらしく48時間近くもパソコンに触れることがありませんでした。
普通は出張してもたいてい泊まるのはビジネスホテルなので、結構ネット環境があるのですが、今回泊まった宿は実を言うとカニ民宿だったものですからからそういうわけには行きません。(笑)

出張先は浜坂という兵庫県日本海側の温泉町。松葉ガニの水揚げ量は日本一とか。
町の特徴を出そうということなんでしょうね。ここではカニソムリエ制度というのまでできたのだそうです。
「なんだ出張と言っても、カニ食い旅行かい!」と言われそうですが、ちょっと言い訳しておくと (別に言い訳する必要はないのですが)、遠隔地の経営者仲間と定期的に大阪に集まってやっている勉強会があるのですが、今年最初の今回は宿泊宴会付きでやろうということになり、「どうせなら・・」ということで、カニで有名な浜坂から来られているメンバーの方の会社を会場にさせてもらったのです。

カーナビだけを頼りに車を飛ばすこと4時間半。
雪がひとかけらもないハチ北高原を眺めながら、無事正午にカニの町浜坂に到着。
関西、四国、関東などからメンバー9人が集合したところで、午後は会議室に缶詰でプレゼン合戦とディスカッションです。
今回は終了後のカニ宴会が控えているだけに、一段と気合充実でした。

そして終了後は、いよいよ近所の民宿に移動して待ちに待ったカニづくしの宴会。
茹でカニ、焼きカニ、カニ刺身、カニみそ、カニしゃぶしゃぶ・・ともうこれ以上は食べれないというくらいにカニを堪能させてもらってきました。
とことん食べて飲んで話しこんで、最後はどんな風に布団に入って寝たのか記憶がありません。
ただ一夜明けた部屋のテーブルには残骸の芋焼酎の一升瓶がポツンと置かれてあり、二次会の最後までしつこく飲んでいたことの証拠物件となっています。



この瓶を含めて、9人のメンバーで昨夜空けた芋焼酎が3本。その前にはもちろん、ビールや日本酒が相当量出されてるので、記憶がないのもなんとなく納得。
それにしてもこの焼酎のラベルにはデカデカと「黒麹造り」。
私が焼酎を選ぶ時に惹かれる言葉ですが、でもそれって製法を現す言葉のはず。
それを焼酎の名前にしてしまうとは・・? 
良くみるとその右肩に「ハイカラさんの」と書いてあります。つまりは「ハイカラさんの黒麹造り」というのが正式な名称なのでしょう。
ちなみにこの「黒麹造り」とカニ料理との相性は・・?
飲んだ量から充分想像していただけると思います。(笑)
もっとも、あのカニ料理ならどんな酒でもおいしいのでしょうが・・

一夜明けた朝食はたいてい前夜の飲みすぎの反省会になります。(笑)
でもいくら深酒をしても旅館の朝ごはんっておいしいですよね。
特にカレイの一夜干しが最高でした。
そんな朝食を食べながら誰からともなく、こんな話題が出ました。
カニを数える時、一杯二杯と数えるのはなんでだろう? 
飲み物じゃあるまいし。
そういえばイカも一杯二杯と数える。
メンバーの一人が、「イカはイカ徳利というのがある。カニも甲羅に酒を入れて飲んだりする。だからじゃないか?」と言い出しました。
その彼の発想はなかなかおもしろいが、少なくともイカ徳利が出来る前からイカは一杯二杯と数えられていたと思う。

そうとなったら、ここはせっかくカニソムリエの町なんだから・・
ということで帰り際に民宿のおかみさんに尋ねてみました。
「なんでカニは一杯二杯と数えるんですかね?」
そしたら意外な返事。
「一杯二杯? 私たちはそんな数え方をしません。カニは一匹二匹と数えていますよ。
まるで肩透かしをくらった感じです。

不思議に思いながら民宿を出て近くの土産物店に立ち寄りました。
当然ながらそこには活カニがたくさん売られているわけですが、
なんと今度は値段書きのところに一枚、二枚と書かれているではありませんか?
やはり売り子のおばさんに聞いてみました。こうなったらとことん追求です。
そしたら「カニは一枚二枚と数えます!」ときっぱり。


私のカニ知識はカニソムリエの町で混乱してしまいました。
この町の人たちはみんなカニと関わって生きてこられたわけです。
おそらくそれぞれの人のカニとの関り方が数え方にもあらわれて、それが伝統になっているのではないか?
そこで私なりに勝手に理由付けをしてみました。

・カニを酒の肴と考える人は、カニで飲むイメージをするので一杯二杯と数える。
・カニを料理する立場の人は、生き物をさばくので一匹二匹と数える。
・カニを商品として販売しようとする人は、美しく聞こえるように一枚二枚と数える。
これまったく私の勝手な推測です。(笑)

最後に帰り道で、目の当たりにして感動した余部鉄橋の写真を一枚。
前回書いた新しいカメラの広角28mmが早速役にたってくれました。




Posted by 芋焼酎 at 21:36 Comments( 4 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年02月16日

ディープインパクトと焼酎

人間のスポーツマンでもこれほどのスターはちょっといないでしょうね。
今は北海道の牧場に帰り、その姿を一目見るために見学者が殺到しているというディープインパクト。
自分のブログ内検索をしてみると、競馬をほとんど知らない私でさえ記事の中に過去2回「ディープインパクト」を登場させていました。
いずれも毎月一度整体をしてくれている友人の山田君が、騎乗する武騎手の専属トレーナーであることからの話題からでした。

このブログのメインテーマである「焼酎」と競馬界のヒーロー「ディープインパクト」。
一見、まったく関係の無いものですが、なんとこの二つが合体したものをいただきました!
それが、これ!
ディープインパクト引退記念焼酎です。



先日の整体日にその山田トレーナーからいただいたものです。
焼酎は宝酒造のJAPANという焼酎の限定記念品。
後で調べてわかったことですが、先月にネットのみで販売したものらしいです。(今は売り切れ状態)
その時ならネットでも買えたのでしょうが、なんと言ってもうれしいのはこのボトルが武騎手本人から直接山田トレーナーがもらったものであることです。
つまりそのおすそわけ。

JAPANは御存知の方もあると思いますが、ボトルの中央に透明の窓があり、そこを覗くと絵や写真が見えるというもので、どちらかといえば飲むというよりもテーブルの上で見て楽しむ焼酎なのかもしれません。
もちろん、私も飲まずに大事にとっておくことにします!

この記念焼酎はディープインパクトが全部で12勝を上げたことから、それぞれのレースの写真の入った12本のセットで販売されたようです。
山田トレーナーが私にくれたのはそのうちの昨年12月の有馬記念のもの。
すなわちディープが引退するというまさに最後のレース。
何も言わずに12本のうちからこれを選んで私に差し出してくれた山田トレーナーにあらためて感謝です。

ところで、このJAPANというのは焼酎の中では芋でも麦でもなく、甲類になります。  
そういえば、焼酎ブログでありながら、これまで焼酎に関するウンチク的なことはほとんど書いたことがありませんでした。
もっぱらただただ飲んだ話ばかりで・・。
いや、飲んでおいしければそれで充分だと思っているのですが。(笑)

たまにはこういう機会に勉強もしておこうということで、ここであらためて調べてみました。ごくごく簡単ではありますが、甲類と乙類の違いをちょっと書いておきたいと思います。

製法上の違いから書くと
何度も連続的に蒸留をおこなって純粋なアルコールに近づけたのが甲類焼酎
一方で、蒸留は一度だけしか行わないでその分原料の香味成分も一緒に取り出したものが乙類焼酎になるわけです。
でも飲みに行って、「焼酎下さい」と言った時に、「麦ですか、芋ですか?」とは聞かれますが「甲類ですか、乙類ですか?」と聞かれることなんてまずありませんよね。
それぐらい今一般に飲まれる麦や芋、泡盛などはすべて乙類です。
なんといっても原料の独特の香味を楽しむわけです。
一方の甲類はクリアーでクセがないために酎ハイなどに使われることが多いみたいです。

「本格焼酎」と言われているのもこの乙類なのですが、ここでちょっと疑問が発生します。
普通、甲乙というのはものの順位を表す言葉で、甲の方が上。
資格試験なんかでも甲種、乙種(さらには丙種)などとあります。
なのに焼酎の世界では乙類が“本格”焼酎というのにはなんとなく違和感を感じます。
あくまでどちらが上とかではなく、税法上の分類ということなのでしょう。

でもちょっとおもしろい記述を見つけました。
乙という言葉の意味の中には“順序が二番目”という意味以外に
“味なこと”という意味もあるのだそうです。
広辞苑を引いてみると確かに5番目ぐらいにそういうことが書かれてあります。
そういえば、“乙な味”、“乙な真似”という言葉を使いますよね。
なるほど!・・・芋焼酎は私に言わせればまさに乙な焼酎です。

ディープインパクトは「走るというより飛ぶ感じ」と武騎手は表現したそうです。
私も焼酎をついつい飲みすぎた時は・・
記憶が“飛び”ます。


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2007年02月04日

お湯割りのカップ

日曜日の夜の晩酌は普段よりちょっと時間をかけてゆっくり飲みたいものです。
実は以前から気になっていたのが、そういう時に飲む焼酎のお湯割りカップ。
これまではちょっと厚めの透明なガラス製を使っていましたが、
どうせ飲むならもう少し味わいのあるのが欲しいなぁと思っていました。

そんな折、昨日たまたま以前からの知り合いの陶芸家のYさんのところへ、ちょっとした仕事で行く用事がありました。
草津市内の閑静な山あいで陶芸をしておられるYさん。
市民対象に陶芸教室を開いたりして、新聞などにも頻繁に登場される方ですが
私のブログも内緒、当然掲載の了解も得ていないので今回は「Yさん」とだけ書いておきます。

目的だった用事が済んで、工房内の作品ギャラリーを見渡しながら、
「焼酎のお湯割りに合うカップでお勧めのものは・・?」と尋ねてみたら、
「○○さん(私の名前)なら、これがいいよ!」と言って、やたらと大きくて黒っぽいカップを勧めてくれました。
たしかに芋焼酎に似合いそうな渋い色調で、手のひらに触れる感触も柔らか。
さらに、これで飲めば味わいも最高といわんばかりに現在ご自分が飲んでる芋焼酎の一升瓶まで出してきて私に見せてくれました。さすがは芸術家Yさん、なんとなく以前記事で紹介した「共感力」に通じるオーラを発揮されます。
ちなみにその銘柄は「侍士の門」。
そういや、Yさんの風貌も見るからに“侍”を彷彿させる!(笑)

私は焼物のことには全く疎いのですが、なんでも“強制還元”とか言う焼き方だそうで、割れたかけらも見せてもらいましたが陶器と金属の中間的な材質にも見えました。
Yさんによると、水分が焼物に染み込みにくいのでお手入れなども簡単らしい。
おまけに肉厚が薄めで、中味をたくさん入れてもそんなに重くありません。
私は他の小ぶりで湯飲み風のカラフルなものにも目が行きましたが、Yさんが言うにはそちらはどちらかと言えば女性を意識して創ったとのこと。
結局、色合いと質感、握った感触を気に入って、Yさんが私に勧めてくれたデカいカップを買って帰ることにしました。

そのカップがこれです!



比較がわかるように昨日開けたばかりの黒七夕の四合瓶と並べてみました。
それにしても、なんというデカさ!
家内が一瞬、花瓶と間違えたぐらいです。(笑)

写真でもわかると思いますが、真ん中よりちょっと下に親指の先がちょうどフィットする窪みがあります。この窪みが握った時になんともいえない安心感をもたらしてくれます。

ためしに軽量カップで容量を測定してみました。
カップの約九分目まで入れてみるとちょうど500cc。
普通は焼酎とお湯を6対4で割りますが、基本どおりお湯を先に入れるわけです。
ちょうど親指用窪みのあたりまでお湯を注ぐと、それがちょうど4割になります。
あとは小学生でも解ける算数ですが、
500cc×6/10=300cc
なんと、このカップで九分目まで入ったロクヨンのお湯割りをつくると、
それだけで焼酎を300cc飲むことになってしまうではありませんか!
このサイズのお湯割りを、冷めるまでに飲んでしまうようなハイペースで空けていては、すぐに酔っ払ってしまいそう。

ふと、ある宴席で某酒屋さんに教わった“日本酒の飲み方”を思い出しました。
その方は日本酒を飲む時は必ずコップで飲むそうです。
絶対におちょこでは飲まないのです。
何故かというと、おちょこならどれだけ飲んだかわからなくなってしまうけれど、コップなら“これで何杯目”と数えられるので、知らないうちに飲みすぎてしまうことがないんだそうです。

そうかっ! このデカいカップも「今日はこれだけ!」と決めて飲むのにいいのかもしれません。

それにしても・・・カップを眺めながら気がついたのですが、
どう見てもこれってビールカップのような気がする・・・?
いや、創作者自身がお湯割用というのなら、お湯割り用なのでしょう。
それともYさん、私をよほどの大酒飲みと思っていたのかなぁ?(笑)

いずれにしても、焼かれた本人が私の焼酎を飲む姿をイメージして選んでくれたのだから、それで十分うれしい。
飲む時の楽しみ方がまた一つ増えた気がする、そんな日曜日の晩酌でした。



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2007年01月31日

天井川

昨夜はお世話になっているお取引先との新年会。
いつまで新年会やっとんのや!・・と思われそうですが、1月も今日でおしまい。
さすがに「新年会」という名目で宴会ができるのもこれが最終でしょうね。(笑)

会場は草津駅近くの「天井川」。
この店のオーナーさんはもともと建築会社の経営者で古くから存知あげている方ですが、ご自分で「趣味が昂じて自分の店をもった」とおっしゃるだけあって、素材や盛り付けにもかなりなこだわりがあります。
私も遠方からお客さんがこられた時など、ちょっとしたもてなしの時に良く利用させてもらっています。

幹事役の私はちょっと早めに入ったので、まずは“今日の芋”として以前から名前は気になっていたけどまだ一度も飲んだことがないという晴耕雨読をキープしました。
とりあえず、他のメンバーを待つ間に記念にパチリ。



その味わいは・・
あまり芋焼酎らしくないシンプルな白いボトルそのままに、芋のクセや甘みもおさえ気味でスッキリしたものでした。
私はどうもこの頃、かなり芋臭くなければ満足しないようになってしまったようで、この上品な晴耕雨読にも正直少し物足りなさを感じていましたが、後でちょっと調べてみたら米焼酎がブランドされているとのこと。
今にして思えば、「ああそうだったのか、なるほど~っ!」という感じですが、結果的にあの人数で知らない間に2本が空いていましたので皆さんへの受けは良かったようです。
(2本空けていたのではボトルキープした意味がないですよね・・)


ところでこのお店の天井川という名前は、近くを流れる草津川が全国的にもめずらしい“天井川”であることからつけられたものです。

天井川の意味は御存知とは思いますが、万一小学生が社会科の勉強で天井川を検索で調べてここにたどりついた場合のことを考えて (そんな子供が焼酎ブログを読むとは思えませんが・・)、念のためにやさしく説明しておきますと、^^;
天井川とは川底が高いために道路がその下をトンネルでくぐっているような川のこと。
どうしてそんな川ができたかといえば、
まず山から砂や土が流れてきて川底がだんだんと高くなってきます。
川底が高くなると大雨の時に川が溢れてしまうので、今度は堤防をつくります。
するとその堤防の間に砂や土が貯まりやすくなって、ますます川底が高くなります。
それを繰り返していくうちに、ついには川底が近所の家の屋根ぐらいにまで高くなったりして天井川になってしまったのです。


私の小学校の時の社会の教科書 (もちろん教科書ですから全国版です!) に、天井川の例として草津川が写真で載せられていましたので、全国的にもかなり典型的な天井川だったのでしょう。
事実、国道一号線やJRといった主要交通路が川底をくぐっているのですから。
草津川をご存じない人でも、JR上り線で草津駅に着く直前に一瞬通過するトンネルがその川底をくぐるものと言えばおわかりかと思います。

実は私は生まれてから高校時代までこの草津川のそばで過ごしました。
特に幼少時代は絶好の遊び場で、さまざまな思い出が堤防の各地に残っています。
やはり天井川だけあって街並より一段高い堤防から風景を眺めるのが好きでした。
子供の頃に一番気に入っていたビューポイントはJR(当時の国鉄)の線路がくぐっていたトンネルの上から線路を眺めるところです。
堤斜面の草むらに座ってはるかかなたへ伸びる線路を眺めていると、向こうからやってくる電車がだんだん大きくなって、やがて自分の真下のトンネルに突入していく。
逆に轟音が響いたかと思えば、トンネルからいきなり電車が登場する瞬間。
子供心にワクワクするようなスリルがありました。
かなり覗き込みようにして見下ろしていたので、いま思えば良く落ちなかったなぁと思います。



この写真の丸いトンネルは、現役のJR線の隣にあって当時からのもの。
当時でもほとんど使われていなかったので、
たまに堤防から下にかけ降りてこのトンネルの中でも遊びました。
古い煉瓦作りの真っ暗なトンネルが子供心にはおどろおどろしく感じたものです。
そういえば、映画「千と千尋の神隠し」で最初に千尋の家族がトンネルをくぐるシーンを見た時、私は子供の頃に遊んだこのトンネルを思い出しました。

こんな天井川も、今は水の流れは新草津川に移り、各所で平地化工事が進められています。
街の発展の一方で古い思い出の場所がどんどん消えていくのを寂しさも感じますが、そんな中でこの丸いトンネルは今も昔のおもかげを残し懐かしいです。
入り口は背の高い草むらに覆われ、今は人も寄り付くことはないのでしょう。

思い切って真っ暗なトンネルの中へ入ってみたら?
ひょっとして映画のように、そこには別世界が存在しているのかも。
例えば40年前の子供時代の世界が待っていてくれたりして・・

あ、昨夜も飲みすぎたのでしょうか・・


Posted by 芋焼酎 at 23:08 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年01月22日

へべれけ親父?

日曜日の夜、家でゆっくりくつろいで飲む芋焼酎は本当においしい!
(あ、平日も充分おいしいですが・・)
今夜は鍋、それも私の大好物の豚しゃぶ。
そして、お相手の芋焼酎には貴匠蔵をチョイス。

最初はお湯割りで3杯、ちょっと体が火照ってきてからはロックにチェンジ。
それにしても黒麹の芋ってロックで飲むと本当に甘く感じますよね。
最初は仕上げのつもりだったのに、そこからついつい4、5杯いってしまいました。

そういえば、最近ちょっとおもしろかったことです。
自分のブログの管理画面の“検索キーワード一覧”を何気なく見ていて、
思わず笑ってしまいました。

芋焼酎 アル中 痩せ

という検索キーワードで来られた人があったのです。

「芋焼酎 カロリー」 や 「芋焼酎 肴」 などはその検索をされた方の意図が良くわかるのですが、

「芋焼酎 アル中 痩せ」・・!?     ハァ?

確かに3つとも私のブログの中に登場してくる言葉なので、
検索でひっかかったのもうなづけます。
その検索元であったYahooで実際に試してみると、確かにトップに私のページが登場します。
当たり前ですよね、こんなへんてこなキーワードを含む記事はそうあるはずがない。
それにしてもその方は、このキーワードで一体どんな内容のものを探しておられたのでしょう?

芋焼酎を飲んでアル中になると痩せるかどうか?を調べたかったのでしょうか。
それとも、
痩せている人が芋焼酎を飲むとアル中になってしまうか心配だったのでしょうか?
はたまた、
アル中痩せている人が回復するには芋焼酎が体に良いという記事を探しておられたのでしょうか?

いずれにせよ残念ながら期待には添えなかったはずです(笑)。


そんなところで、久しぶりに娘のイラストの登場です。
「誰や、このへべれけのおっさん!」・・・と思ったら、
なんと、私の飲んでいる様子を描いてくれたものでした。



私: 「お父さんは、こんなだらしない顔してないやろ!」
横から見た家内: 「そおっくりぃ~!」

私: 「お父さんの体はこんなブヨついてないやろ!」
再び家内: 「そおっくりぃ~!」

私:「・・・・・・」icon11

どうやら私の自己イメージよりも、子供の観察眼の方が正確なようです。

でも、こういうリラックスな夜が明日からの活力を産むんだよ!(笑)

ところで・・・
イラストを見ていただいてわかるように
芋焼酎を飲んでアル中になっても(まだアル中ではありませんが・・)

・・・痩せません!



Posted by 芋焼酎 at 00:09 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年01月20日

赤芋と紫芋

前に「ラベル剥がし」でラベルの話を書きましたが、
焼酎の瓶って色やデザインもイロイロで、結構見た目も楽しませてくれますよね。

先日フラッと立ち寄った店で「茜娘」というのを買いました。
別に予備知識があったわけではないのですが、
ちょっと変わった小振りのズングリした形状と、あまりに強烈な赤い瓶に気を惹かれてしまいました。
なんでも宮崎特産の「赤芋」を使っているとのこと。
いくら赤芋仕込みと言っても、もちろんガラス瓶が赤いだけで中味は透明です。
見た目はなんとなくニッキ水を思い出して(古いナァ~)、焼酎としては決してうまそうな印象はしなかったけど、これも経験と思って買ってみることにしました。

焼酎は決して見た目だけでは判断できない。
期待も込めて、興味深々で飲んでみました。
意外にこういうなのが自分にとってうまかったりする。
とりあえずロックでそぉーっとチビリ。

「・・・・・・・?」

もう一口飲んでみる。今度はグイッと。

「・・・・・・・・?」

思わず瓶をとってラベルを確かめてみた。
ひょっとして、買う時に見間違って芋焼酎以外の酒を買ってしまったのでは・・。

はっきり言って芋焼酎の味がしないのです。
しかし、ラベルにはしっかりと本格焼酎、芋焼酎と記載されていました。
ただ、後から気がついたのですが度数が20度。
一般より5度低いだけで? 
いやそれだけの問題ではないのでしょうが・・。

今度はストレートで飲んでみることに。

「・・・・・・・?」

確かに間違いなく芋焼酎の味です。しかし・・・
いささか茜娘に失礼な表現かもしれないけど、
ストレートでもまるで水で割ったような感じ。
最近どちらかと言えばクセの強い芋を濃い目で飲んでいたので余計にそう感じたのかもしれません。

できるだけ芋のクセを抑えた芋焼酎を飲みたいという人も確かに居るでしょう。
そういう人に向いている・・と言ってしまえばそうかもしれないけど、
でもここまで芋らしさを抑えたいのなら、あえて芋を飲む必要はないんじゃないでしょうか?(笑)

おっといけない、いけない・・
ある焼酎の本で読んだ、猪股吉貴さんの言葉を思い出しました。

『焼酎には二種類あります。自分に合う焼酎と、自分に合わない焼酎です。前者を「うまい焼酎」と呼ぶのは自由ですが、後者を「まずい」と決めつけないでほしいのです。私がうまいと思ってすすめた焼酎が、あなたに合わないことがある。それは決してその焼酎がまずいのではなく、ただ合わなかっただけのこと。恋愛と同じですから。』

そうなんですよね!
私だって最初の芋焼酎として「いも麹 芋」とめぐり合った時は、あっさりとそれを拒絶してしまった人間だったのです。
もしその時、この茜娘を飲んでいたら、ひょっとしてすっかり惹かれてしまい、もっとスムーズに芋の世界に入っていってたのかも知れません。

“自分に合う焼酎と、合わない焼酎がある。”
その猪股さんの言葉に、もう一つ付け加えさせていただくとすれば、
“その時合わなくても、時が変わればまた合うかもしれない。”のです。



赤芋の茜娘が赤い瓶なら、紫芋の「種子島“紫”ゆかり」はちょっと紫がかった青い瓶。
たまたま飲みさしがあったので、ふと思いついて一緒に並べてみました。
光を当ててやると、家で飲んでいてもちょっとしたネオン街の気分です。(笑)
宮崎特産の「赤芋」と種子島特産の「紫芋」、
瓶の色も楽しみながら、
カクテル感覚で芋を楽しんでみるのにちょうどいいのかもしれません。

芋焼酎の楽しみ方は広いです!


Posted by 芋焼酎 at 00:30 Comments( 5 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年01月15日

ラベル剥がし

我が家の食卓には常に飲みさしの芋焼酎の瓶が4,5本並んでいます。
当然ながら、家内から「テーブルが狭くなる・・」とクレームが出ます。
なるべく本数を減らして家庭の食卓のためにスペースを確保する協力をしなくては・・と、残り少なくなってきたボトルは半ば強引に空けてしまうようにしています。
しかし、どうしても常時何種類かの選択肢がないと物足らない。
すぐに代わりのボトルが開栓され登場することになるので、結局スペースが狭いという問題は永遠に解決されません。

空になった瓶は、今までは即わが家のガラスごみとなっていましたが、このブログを書き始めてからはなんとなく残しておかなければいけないような気になって、別の部屋にストックしてありました。
しかしながら酒屋でもあるまいし、家の中にそうそう大量の酒瓶を貯めこむわけにもいきません。

コイツらとも次の瓶類収集日にはお別れしなくては・・

でも一本一本の焼酎、それぞれが縁あってめぐり合ったもの。
せめて何か形見を取っておけないかと考えた挙句、ラベルを剥がして残すことを思いつきました。
ラベルは焼酎の顔であり、ネーミングとともに生産者がその製品に託した主張の表れでもあると思うのです。
ネットを調べてみると、ちゃんとラベル剥がしをしておられる方の情報がありましたので、早速練習台として空瓶数本を使い、見よう見まねで挑戦してみました。

方法はいたって単純。台所のシンクにお湯を張り、空瓶をそこへ漬けるだけ。
お風呂の浴槽で残り湯を使ってやるという情報もあったけど、家族のヒンシュクを買うことは必至だったのであくまでシンク。
湯温は熱めの方が剥がれやすいとのことで、かろうじて手が漬けられる熱めの風呂の湯ぐらいでやってみました。



最初は瓶を立てていたけど、横にして底に沈めた方が効率的に漬かることに気づき、沈ませるために栓をとって瓶の中までお湯をしっかり入れました。
つまり瓶の中を洗っているようなものですが、この段階で意外な発見が!
飲み干したつもりでも当然瓶の内壁には数cc分の焼酎が残っています。
その残っていたわずかな焼酎がシンクのお湯の中と混ざってなんとも言えない芋の香りが湯気とともに舞い上がり、私の鼻腔から脳天を刺激してきたのです。

良い芋焼酎ほどかなりな薄めのお湯割りでもコクが伸び香りが残るそうですが、このお湯だって、良く考えると“超薄めのお湯割り”でもあるわけです。(ただし無茶苦茶ブレンド)
さすがにこのお湯を飲んでみたいとは思いませんでしたが・・

ラベルの種類によって剥がれやすさにはかなり差がありました。
紙質と糊のつけ方によるみたいです。
まず一番に剥がれたのは「一刻者」シリーズ。
ほとんど努力しないうちに、ものの数分で勝手に瓶から剥がれて浮かんできました。
「一刻者」という言葉は生産地では「頑固者」という意味らしいけれど、ことラベルに関しては意外なほどあっさり者でした。



他の瓶もしばらく漬けておいた後、爪で端っこをめくってみて剥がれそうだったら、そのまま湯の中で優しく剥がしていけば大丈夫。一番気を使ったのは銀滴のようにモワっとした柔らかい和紙を使ったものだったけど、これもほんの一部破れただけでなんとか成功。

それに対して、どうしてもダメだったのが写真の「つわぶき紋次郎」。
ユニークなラベルに惹かれて買った一本だけに、このつわぶきの葉(最初はこれを芋の葉だと思い込んでました)を模ったラベルは是非残したかった一枚でしたが、爪で端を剥がそうとした時点で表面の印刷面がモロモロになってしまいました。なんせ特殊な形をしたラベルなので、相当強烈に糊付けされていたに違いありません。せめてこうして写真で残しておくことにしました。
あわてずに一晩漬けておいたらひょっとして剥がせたのかもしれないので、これは次回の教訓に。



さて剥がしたラベルをどう保存していくべきか?
クリアファイルか、写真用アルバムか?
・・それとも大きな額縁にでもちりばめるか?(笑)
とりあえず裏に鉛筆で採取年月だけをメモしました。
今後のことはとりあえず枚数が増えた時点でゆっくり考えることにします。




Posted by 芋焼酎 at 00:01 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2007年01月09日

純芋に感激

以前、「悩みのタネ」という記事を書きました。
数年前、私が始めて芋焼酎に出会った時の思い出話です。

わざわざ戻って読んでいただくのも申し訳ないので簡単にまとめます。

その出会いを提供してくれたのはIさんという取引先の社長さん。
せっかくIさんご自慢の芋焼酎をプレゼントしていただいたのに、
当時まだ芋の経験がなくて、どうしてもそのクセに馴染めなかった私。
あれから数年経って、人一倍芋ファンになった今、
もう一度同じものを飲んでみたらどんな風に感じるのか試してみたい。
ところが!・・その銘柄がどうしても思い出せなかった。
Iさんはすでに社長職を勇退され、めったに会えない人だし、
電話をして尋ねるのも、「もう一本ください!」と言うみたいで聞けない・・・


他人からみたら「なにをそんなことで・・」と思われるでしょうが、
こんなタイトルのブログを書く私としてはそれなりに深刻な悩みでした。(笑)
でもブログといのはありがたいものです。
こんなことにも、ちゃんとコメントでアドバイスを下さる方がおられました。

「年賀状で連絡してみたら!?」・・と。

なるほど! 時まさに12月も後半。
さもコトのついでの様に伝えるには絶好のタイミングではありませんか・・
このアドバイスに勇気つけられた私は、Iさんへの年賀状に大胆にもこのブログのURLを載せ、「読んでください・・」と書いたのです。

年が明けて・・・
約一週間たった昨日のこと。我が家にクロネコヤマトの小包みが届きました。
差出人はなんとそのIさん。

「来たっ!」

胸をときめかしながら、何重にもクッション材で包装された包みをほどいていくと、
その中から、ついに私が恋焦がれていた幻の芋焼酎が登場しました。
真っ先に見たラベルには“純芋”という大きな文字。
余分な飾り気のない格調高いラベルで、蔵元は国分酒造となっています。



このあとの電話でIさんにお聞きしてわかったことですが、
実は数年前、私に下さった芋焼酎は同じ蔵元が作るその名もズバリ“芋”(いも麹 芋)という銘柄で、今回送っていただいたこの“純芋”は、その“芋”の原酒に当たるものなのだそうです。
こちらならたまたま買っておいたのが一本残っていたので・・とのこと。
“芋”が判明しただけでもうれしいのに、しかもその原酒という貴重なものをいただいたのです。
感激した私は包みをほどいたままの状態ですぐさまIさんにお礼の電話を入れました。

「まるで催促したみたいで・・・」
(“まるで”どころではありません。催促以外の何ものでもない。)

でも、経営者としても人間的にも私の尊敬していたIさんは、
「私の方こそ、あなたのブログを読んで感激したよ!」と実にうれしいお言葉。
包みには、この焼酎を解説した文書のコピーと、さらにこんな達筆のメッセージまで添えていただいた。(電話の際、了解をいただいたので紹介させていただきます。)



数年前の「いきつくところは芋やで!」という自信にあふれた言葉に始まって、
今回の気持ちのこもった手書きのメッセージ。
Iさんはビジネスの世界での大先輩ですが、
商売であってもたとえ趣味の世界であっても、
人に何かを伝えていくというのはこういうことなのかな?・・とあらためて勉強させてもらった気がします。

今宵はそんなIさんに感謝しながら“純芋”をいただいた。
こいつが、数年前に私を洗礼した“いも麹 芋”の原酒なのか・・・
Iさんのお勧めどおりロックで・・
正月から紫芋やヌーヴォーといった比較的口当たりのマイルドなものを飲んでいたせいか? それとも33度の原酒だからか?
うまく書けないけれど、ものすごく男っぽい力強さを感じた。
もちろん芋ならではの芳醇さも奥底にしっかりと・・
でも決して媚びるような甘さじゃなくって、キリッとドライな感じ。
ウーン、これぞ芋の中の芋なのか・・
私の舌の成長度をためすかのように、数年ぶりにやってきた国分酒造の芋焼酎。
今回ばかりはその味わいをしっかりと受け止められたことに大満足。
それと同時に感じた素直な感想・・

「ああ、数年前の私を打ちのめしたヤツが柔な芋焼酎でなくて良かった!」

ブログと芋が演出してくれた思わぬ感動。
今年はやっぱりいいことが起こりそうなきがします!


Posted by 芋焼酎 at 00:46 Comments( 10 ) TrackBack( 1 ) 焼酎

2007年01月01日

竜馬の気分

何でも思い切ってやってみることですよ。
どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様骨となって一生を終えるのだから。


皆様、あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。
冒頭のいきなりのフレーズは、別に酔っ払っているせいではありません。
ご存知、坂本竜馬の言葉です。
これまでも何度か二の足を踏む私の背中を押してくれた言葉でしたが、
50代になって迎える最初の元旦。
一年で最初に書く言葉を今年一年の自分の大指針にさせていただきました。

そう言えば、20代、30代の時に50代の人を見ると、
ものすごい年配に見えたものです。
いま若い人から見て自分がその対象なっている・・
客観的に自分を眺めてみてあらためてドキッとしてしまいます。
バリバリやりたいことがやれる時も、そう何年も残されているわけではありません。
“野辺の石ころ”になることも、若い頃の様に恐れる年代ではなくなりました。(笑)
「あの時、思い切ってやっておけば・・」
そういう後悔だけは絶対にしたくありませんから。



そんな思いを懐きながらいただくおせち料理。
家族の一番人気は、我が家の定番となっている家内の手作りの焼豚。
(写真ではほとんど見にくいですがお重の左端)
これがまた甘みと生姜風味が絶妙でイケルんです!

そしてお屠蘇がわりに選んだ芋焼酎は、さつま無双(黒)のヌーヴォー。
年末に正月用に買い込んでおいた何本かのうちの1本です。
紫芋焼酎とこのヌーヴォーのどちらにしようか迷ったのですが、
昨日の大晦日に紫芋を開けてしまったので、こちらが栄えある元旦の酒になりました。

“ヌーヴォー”はワインの世界ではおなじみの言葉ですが、
芋焼酎でのヌーヴォーというのは、この年に収穫された芋を使った新酒で
生産者協議会である基準を満たした焼酎に与えているらしいです。
強烈な赤を使った派手なラベルが、なんとなくおめでたいではありませんか。(笑)

いささか販売戦略に乗せられている感がしないでもないよなぁ・・
なんて思いながら飲んでみたら、これがまたものすごく滑らかな口当たり!
芋の甘い香りをただよわせた上で、どことなく大吟醸の日本酒に共通する味わいも。
最初だけストレートにして、あとはロックで・・と思っていたのに、
結局ストレートのままボトル半分空けてしまいました。あれま・・

残念ながらレギュラーのさつま無双を飲んだことがないので、
ヌーヴォーだからかどうなのかはわからないけれど、
なんとなくおみくじで大吉を引き当てたような幸福感でした。

今年もおいしい晩酌が飲めるように、一日一日を全力で・・!



Posted by 芋焼酎 at 15:54 Comments( 7 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2006年12月31日

年越しうどん

あと5時間弱で2006年も終わろうとしていまず。
大晦日と言えば、年越しそばですよねぇ。普通は・・
でも我が家では何故か“年越しうどん”。
それも手打ちなのです。

うどんを打つのは何度かこのブログにも登場した大学生の息子。
どこでどう興味を持ったのか、彼はここ数年大晦日になるとうどんを打つのです。
あわただしい年末の台所を粉だらけにしてしまうので、
家内はどちらかと言えば彼がうどん打ちをおっぱじめることを
密かに恐れていたことを私は知っていました。

今年は仙台から帰省してきたばかりなので、多分やらないんじゃないか・・

そんな家内の淡い期待をよそに、彼は昨夜からしっかりとうどんをこねはじめ、
ビニール袋にいれた生地を足で踏んづけたりしていたのでした。



写真は本日の夕方、寝かして伸ばした生地を包丁で麺にカットしているところです。
そばで見ていると年々、随所の技にこだわりを持つようになってきたようです。
もうこうなると、ちょっとした特技です。
多少台所が粉だらけになることは目をつむってやらなければなりません。

そもそもなぜ大晦日には年越しそばを食べる習慣があるのでしょう。
チラッとネットで調べたところによると、“細く長く生きることを願って”という説が本流のようです。
だったら、“太く長く”のうどんの方がいいのでは?なんて思ったり・・

先ほど、無事に茹で上がった手打ちうどんをいただきました。
大晦日の晩酌は正月用に買っておいた紫芋でつくられた「しまむらさき」。
なんとなく、紫というのがおめでたい感じがするじゃないですか?(笑)
紫芋の焼酎は初めてですが、通常の芋よりも甘みがあるとのこと。
確かに香りをかぐと、そのままアイスクリームしても良さそうなほどの甘い香り。
ただし喉を通る時は、意外に普通の辛さに変わってしまうように感じます。



ところで肝心の手打ちうどん味の方は・・?

それがなかなかのものです!
私の大好物の讃岐うどんそっくりのコシがありました。
ただ、茹で不足でちょっぴり芯もあったかな(笑)。

太く長く、そして芯のある生き方を・・ということでしょうか。

皆さん、どうぞよいお年をお迎えください!


Posted by 芋焼酎 at 19:20 Comments( 7 ) TrackBack( 4 ) 焼酎

2006年12月21日

悩みのタネ

ブログを書き始めてから一ヶ月経過・・・実は悩んでいることが一つあります。
悩みというような大層なことでもないのですが、
心の中にどうしても残っているもやもやが・・・

それは私と芋焼酎との初めての出会いにさかのぼります。
数年前のことです。
当社の仕入先である某社の社長、Iさんの訪問を受けました。
Iさんの会社は大阪本社の上場企業で、そうお会いできる人ではありませんでした。
(Iさんは、今はすでに社長職を勇退されておられます。)

お帰りの際に会社の玄関までお見送りしたときのこと、
そのIさんが、待たせていた黒塗りの車の運転手さんに、
「おい、アレを出しなさい」と一言。

何が出てくるのかな?と思っていたら、
運転手さんがトランクからおもむろに出してきたのは、古新聞紙にグルグルに包んだ一本の焼酎の瓶だったのです。
「これが、うまいんや! 一回飲んでみてえなぁ・・」
とIさんから手渡された瓶が、私が口にすることになった最初の芋焼酎でした。

何でも、Iさんが特別に地方の酒屋さんから取り寄せているとのことでした。
私は、黒塗り車のトランクから出てきたのが包装紙に包まれた箱入りではなくて、
古新聞に包まれた裸瓶というのがなんとなく嬉しかったのですが、
それが似合うのもまた焼酎ならではかも知れません。

しかしながら、初めて芋を飲んでみた最初の感想は
「あ、これはダメ!・・」でした。
私だけではなく、大方の普通の感覚の人は、
初めて飲んだ芋をすんなり受け入れられないのではないでしょうか?
きっと芋焼酎の中でもクセの強い部類だったのでしょう。
確か、その一本を空けるのに数ヶ月かけた記憶があります。

後日、そのIさんに感想を聞かれた時、
お礼を言いながらも「僕はやっぱり麦ですわ~」と答える私に対し、
それでも「いや、行き着くところは芋やで!」と自信たっぷりな様子でした。

ところが不思議なもので、後日だんだんその芋のクセが気になるようになって、
機会あるごとにチビリチビリ口にするようになり、
そのうちこんどはそれでなくては物足りなくなるのです。
「行き着くところは芋やで!」
いつの間にか、あの時のIさんと同じセリフを他人に言っている自分がいます。

ところで、冒頭の私の悩みとは一体なんなのか?・・と申しますと、
あの時Iさんが私にくれた芋焼酎の銘柄が思い出せないのです!
思い出せないというよりも、
その時は“芋”自体に興味がなかったので、覚える気もなかったのです。

あれだけ当時の私の味覚を拒否した芋焼酎。
もし、今それと同じのを飲んだら、私はどんな風な味わいに感じるのだろうか?
芋の味のわかった今の自分なら、まったく違って感じるはず。

もう一度、その芋焼酎を手に入れて口にしてみたい・・

でもくやしいことに銘柄がわからない・・

ふと思いました。
「探偵ナイトスクープ」に依頼してみようか・・。
でもよく考えたら、私がIさん(今は社長を引退されているが、連絡ぐらいはとれるはず)に電話して聞けばわかることです。

でも、どうしても気が引けるのです。
だって、わざわざ電話してIさんに聞くということは
「もう一度アレください!」というのに等しいでしょう?

遠慮深い私の悩みでございました。



Posted by 芋焼酎 at 20:54 Comments( 5 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2006年12月17日

我が家での晩酌

2週間で6回という忘年会ラッシュも先週末で一応ひと段落。
終盤は平均睡眠時間4時間でなんとか持たせました。

さすがに最後の金曜日の夜は、大阪駅を最終電車に飛び乗り
座席に座ったとたんにコックリ、コックリ・・・
ドアにカバンを挟まれなかった安心感(これは以前の記事を読んでいただいた方しかわからないことですが)からか、いつの間にか熟睡状態に。
車掌さんに起こされた時は3駅乗り越しの終点「野洲」でした。
結局、大阪から草津までのJR代(1,110円)の3倍以上のタクシー代を払って帰宅。

あっ、いいこともありました。
初めて歌った五木ひろしの「山河」の採点で90点が出たこと。(笑)
でも翌朝会社まで送ってもらう車の中で、家内にその話を自慢気にすると、
「昨日の晩、アンタ酔っぱらって帰ってきた時に、もうその話聞かされたけど・・」
ギョッ、前夜しゃべったことが記憶にない!?

そんなちょっと危険な一週間もなんとか終わり、昨日の土曜の夜は家でゆっくり晩酌。
外で仲間とわいわい飲むのも楽しいけれど、やっぱり家はいいです。
なんといっても最近何かが起こる帰宅時の心配がない。

家で飲むのはもちろん芋焼酎。
うちの食卓には現在5本の芋焼酎の瓶が並んでいます。
この中からその時の気分や料理によって選びます。
これという一本にこだわる人からすれば、邪道な飲み方かも知れませんが
それぞれの個性を楽しみながら飲むのが好きなんです。



うまく言えませんが、芋独特のクセの“やって来かた”がそれぞれで違います。
最初からドーンと来るタイプ、やや遅れてじわっと来るタイプ。
それもコクたっぷりなのと、あくまで控えめにエレガントなものと。
一杯目、二杯目、三杯目・・それぞれ変えてみて違いを楽しむのもいいです。
こんなわがままは家でしかできないことですから。

どれがうまくてどれがダメということはありません。
ただ無意識のうちに、早く減る瓶とわりと長持ちする瓶があります。
強いて言えば早く減る瓶がお気に入りということになるのかも知れません。
空になったら次の瓶と入れ替わるわけですが、
黒一刻”のようにレギュラーポジションを確保したものあれば、
新顔に交代するものもあります。

昨日のメインは最近に酒屋さんの店頭で“入荷したての季節限定”という謳い文句に惹かれて買った「銀滴(復刻版)」。
別に季節限定だからうまいというわけでもないんでしょうが、
割と単純な私はすぐこういう言葉に引かれてしまいます。

それで、“季節限定”の味わいはどうだったか?
あえて私がヘタな批評を書くことは遠慮しますが、
最近お湯割りが多かったのに、こいつは思わずロックで三杯いきました!



Posted by 芋焼酎 at 15:24 Comments( 4 ) TrackBack( 0 ) 焼酎

2006年11月27日

薩摩焼酎と小泉武夫さん

酒とダイエットの両立を目指すブログ(笑)としては、
そろそろ芋焼酎の話も書かなくては・・と思っていた矢先のことです。
本日(もう日付が替わって昨日になりましたが)の読売新聞をボヤーっと眺めていたら、いきなりデカデカと
“「薩摩焼酎」世界に羽ばたく”という全面カラーの記事が!
まるで私に読めといわんばかりのタイミングです。



早速読ませていただきました。
“鹿児島県産のサツマイモと水、麹を使って、同県内で単式蒸留により製造された本格芋焼酎だけしか「薩摩焼酎」と名乗れない・・・”
ふーん、薩摩地方でできた芋焼酎をアバウトに薩摩焼酎と言ってはいけないんだ。
ただの呑み助から、ちょっとだけ賢くなりました。

記事中には紙面一杯に薩摩焼酎についての歴史や製造法などが結構詳しく書かれています。
読んでるだけで、また飲みたくなってきます。(笑) 
全面広告ではありますが、直接通販などを行う目的ではなくあくまで薩摩焼酎のイメージPRみたいです。

興味を引いたのは、この記事の片隅に載っていた東京農業大学教授・小泉武夫さんのインタビュー記事です。実は小泉さんは5ヶ月ほど前に出席したある会合の講演会で、生でお話を聞かせていただいた方です。テレビの「世界一番受けたい授業」などにも登場された“食のカリスマ”と言われている方だけあって、さすがに我々のような日頃食生活の乱れた人間をしっかり引き付ける話をされました。

その時のお話の中で、これは忘れてはいけない!ということを書きとめて、携帯電話のテキストメモ欄に残してありましたので、ここにご紹介します。これを特に選んで食べていれば必ず健康で長生きできるという四つの食材を紹介されたのです。

その四つとは
海草、根茎、魚、大豆でした。
具体的には、もずく、わかめ、ひじき、人参、ゴボウ、魚、納豆・・・なんかになるんでしょうね。
ふむふむ、確かに酒のつまみでもこういったものを選んで食べてたら、今のような体にはなっていないはず! 皆さんもどこかにメモしておいてくださいね。

さて、今朝の新聞記事でのインタビューの内容に戻ります。
「薩摩焼酎」は世界のブランドになれますか?という質問に対して、小泉さんの答えが
「(略)焼酎を、ウィスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラムという世界五大蒸留酒の仲間入りをさせるという私なりのチャレンジの一つです。芋焼酎はその仲間入りをする可能性がもっとも高い。なぜなら甘い蒸留酒を好む欧米など海外で受け入れられると考えるからです。(略)」

いよいよ芋焼酎が将来、世界の五大蒸留酒の仲間入りするかもしれませんよ!
その時まで、このブログ続けられたらいいなぁ。


Posted by 芋焼酎 at 00:08 Comments( 0 ) TrackBack( 0 ) 焼酎
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芋焼酎
芋焼酎
草津市在住の51才。限りなく零細に近い中小企業社長。 うまいもんを食べ、うまい酒を飲みながら、いかにしてダイエットを達成するかが私の人生のテーマ。 このブログでは、あえて仕事を離れた自分発見をしてみたいと思っています。 (写真は性格も体型も飼い主にそっくりなウチの愛犬です。)
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